パリブログ

シャンパンの街・エペルネーとランスへ(2)

 

シャンパン大通りにある、モエ・シャンドン社のカーブを訪問。

建物の前にはシャンパンの父と言われるドン・ペリニョン銅像が。

モエ社は、あの有名な高級シャンシャンパン、ドンペリニョンも生産しているのです。

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事前にネット予約済み。受付を済ませ、

ホテルのようなリッチな雰囲気のロビーで待っていると、ガイドさんが登場します。

今回はフランス語の案内でしたが、日本語ガイドを頼めるときもあるようでした。

 

 

まずは簡単なシャンパン製造過程のビデオを見てから、いよいよカーブへ。

カーブへの階段を降りればそこはいきなり寒い! シャンパンにとっての適温は

モエ社のカーブは全長28km、シャンパーニュ地方最大です。

 

暗くて写真は断念しましたが、ルミアージュと呼ばれる、ボトルの口を下にした斜めの状態で定期的に回しながらの保存状態のボトルも数多く並んでいました。

 

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最後はもちろん試飲! ソムリエの女性がサーブしてくれます。

午前中なので一杯だけにとどめておきましたが、3杯の試飲も選べます。

シャンパンは結婚式やクリスマスなど、お祝いのときに飲む特別な飲み物。

それを午前中のうちから飲むなんて、ものすごい贅沢です。

 

やや酔っぱらいながら、続いてはランスの街へ。

 

 

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シャンパンの街・エペルネーとランスへ(1)

 

シャンパンの生産地として知られるシャンパーニュ地方の街ランスとエペルネー。

TGVが開通して、パリからランスまでなんと約45分!

カーブ巡りや大聖堂見学など見どころ満載、パリから日帰りで十分楽しめます。

 

まずは、エペルネーへ。パリ東駅から列車で1時間強。

昨年、ブドウ畑丘陵の風景と「シャンパン大通り」が

ユネスコ世界遺産に指定されて観光にも力が入る、落ち着いた美しい街です。

 

「シャンパン大通り」とは、エペルネーの鉄道駅から数分の場所にある、

老舗シャンパンメゾンの建物が並ぶ大通り。

モエシャンドンといった世界的に有名なメゾンがそれぞれに大きな敷地と建物を持ち、

シャトーと呼ばれるほど超豪華な来賓用建物などもあって、その眺めは壮観。

そしてこの地下には、110km以上!という巨大なカーブが広がっているのだそうです。

 

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カーブを見学する前に、まずは少し街歩き。

フランスでも有数の裕福な街だそうで、確かに道もキレイ、

駅前の公園も庭園のように整備されています。

大通りに面して市の観光局もありました。

 

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サンマルタン門。16世紀の修道院と教会の門だけが残っています。

 

次回に続きます。

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動くルーブル

 

言わずと知れた世界最大の美術館・ルーブル。

近頃ひんぱんにルーブルに行く機会があり、あらためて気づいたこと。

それは、絶えず美術館の展示内容が変化しているなあ、ということです。

 

元々王宮であり、歴代の王様や皇帝が改築を重ねているルーブル宮は、

ミュージアムとなってからも様々な改築が行われました。

一番有名な大改築計画は、1989年のルーブル大計画。

この工事によって、ガラスのピラミッドや地下入口のナポレオンホールが誕生しました。

古い建物を利用しているからこそ、工事、改修が必須なわけです。

 

現在、特にリシュリュー翼のフランドル絵画のセクションは大工事が行われていて、

フェルメールやレンブランド、ルーベンスの作品のほとんどを見ることができません。

せっかくのお目当てが見られないのは残念ですが、

さいきん修復を終えて美しくなった「サモトラケのニケ」、

その他「ミロのヴィーナス」や「モナリザ」、「ナポレオンの戴冠式」など名作がたくさん。

見学は、2〜3時間程度の時間をとってゆっくりと見学してみてくださいね。

 

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自分へのとっておきパリ土産

 

雑誌などでもおなじみの、食器、雑貨の専門店

アスティエ・ド・ヴィラット。

 

エルメスやゴヤールなど、名だたるブティックが並ぶサントノレ通りにありますが、

一見通り過ぎてしまいそうなこぢんまりとした店構えです。

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お店の看板商品である白い食器は、シンプルながらデザインにひとひねりあり。

クラシックなキッチンにも、モダンなキッチンにもぴったり。

パリ市内のアトリエで、職人によるハンドメイドで仕上げているそうです。

ちょっと不揃いな感じが個性的で、一目でアスティエのものとわかります。

 

絵皿のシリーズも、他にはない芸術性の高いものばかり。

サイトがお洒落ですね。

http://www.astierdevillatte.com/catalogue/catalogue.htm

 

 

お皿一枚でも60ユーロ以上するため、気軽にまとめ買いとはいきませんが、

自分への奮発パリ土産に、ぜひおすすめ。

日本でのティータイムに、パリの思い出がよみがえってきますよ♬

 

近くのパリシェモア・アパルトマンはこちら

1区チュイルリー

1区サントノレ

 

Astier de Villatte

173 rue St-Honoré 75001

11h-19h30

日曜祝日休

 

 

 

 

 

 

 

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小さな名店・6区のなごみフレンチ

 

日本からの友人と夕食のときは話題のビストロなどに繰り出すのですが、

今回は少し趣向を変えて、家庭的フレンチのレストランへ。

リュクサンブール公園のすぐ横、こんな所に?という細い通りにある

「La cuisine de Philippe ラ キュイジーヌ ド フィリップ」。

アパルトマン6区オデオンサンミシェルのすぐ近くです。

 

フィリップの料理(台所)という店名がぴったりのこぢんまりとした店内、

名物は各種スフレや鴨料理、コックオヴァン(鶏のワイン煮込み)など。

英語のメニューがあるせいか、品のいい英語圏の家族が目立ちました。

トリップアドバイザーでも高得点、といって観光客が多い店にありがちな

ガヤガヤとした雰囲気はなし。客の年齢層が高めだからでしょうか。

 

前菜にとったアスパラガスのスフレ。他にも色々な味のスフレがありました

メインは鴨肉のマグレ。どちらも地に着いたおいしさです

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気のいいおじさんといった風貌のシェフがひとテーブルごとに挨拶にきてくれて、

とても家庭的な雰囲気とサービス。

価格帯は2品コースで33ユーロ、3品コースで39ユーロからで、

ワインリストもお値段控えめ。

何度も通いたくなります。

 

 

 

La cuisine de Philippe

25 rue Servandoni 75006

Tel. 01 43 29 76 37

日・月休

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5区、とっておきのサロンドテ

リュクサンブール公園やソルボンヌ大学があるパリ5区。

学生街ならではの小さな映画館「シネマデュパンテオン」の中に、

カトリーヌ・ドヌーブが内装を手がけたというとっても居心地のいいサロンドテがあります。

 

こんなところに? 映画館の入口を入って2階へ。

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中は広々150㎡。アンティーク風のソファ、飾られた本やポスターもすてき。

奥のテラスも広々、スモーカーにもうれしいつくりです。

 

鉄瓶でサーブされるお茶の種類もたくさん。グラスワインも4ユーロからと手頃。

サラダなどの軽食、素朴な焼き菓子中心のデザートもとってもおいしいのです。

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5区ノートルダム6区サンミシェルなどのアパルトマンからもすぐ。

パリジェンヌは近所に行きつけのカフェをつくり、PCや本を片手に何時間かを過ごしますが、

5区、6区に滞在したら、ぜひこのくつろげるサロンドテで、特別な時間を過ごしてくださいね。

 

Salon du Panthéon

13, rue Victor Cousin 75005

12-19h 土日祝休業

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ユトリロの足跡 モンマルトル美術館

久しぶりにモンマルトル界隈の散策。

今日の目的は丘のうえ、ブドウ畑の裏手にあるモンマルトル美術館です。

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ここはルノワール、デュフィ、シュザンヌ・ヴァラドン、ユトリロといった画家たちが

アトリエ兼住居として過ごした場所を美術館にしたもの。

ロートレックなどモンマルトルゆかりのアーティストの絵やポスターが常設展示されているほか、

ヴァラドンとユトリロのアトリエが再現されています。

ルノワールが「ぶらんこ」を描いた庭もあり、ぶどう畑を見下ろす眺めも絶景で、

美術館としてだけではなく、散策が楽しめる場所です。

 

3月19日まで行われているのが「ユトリロ、ヴァラドン、ユッテール」の展覧会。

 

ユトリロのお母さんがシュザンヌ・ヴァラドン。絵のモデルとして出発、やがて画家として認められます。

ユッテールはユトリロの友人の画家で、ある日酒に酔ったユトリロを家に送り届けたとき

その母ヴァラドンと出会います。

2人は21歳の年の差を乗り越え恋人同士になり、このアトリエで奇妙な共同生活が始まりました。

自由な女性ヴァラドンとアル中のユトリロ、若い恋人という個性的な3人は「地獄の3人組」などとも

揶揄され、やがてユッテールが出て行って終焉を迎えることになるのですが、

共同生活の時代は互いに感化されたのか、3人とも多くの作品を生み出しました。

 

ユトリロはパリ、特にモンマルトルの風景が有名ですが、

モデルとなったこのモンマルトルで本物の絵に出合うのはとても感慨深いものがあります。

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Musée de Montmartre  Jardin Renoir

12, rue Cortot 75018

10-18h(冬期)/ 10-19h(夏期)定休日なし

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ルーブル近くの気になるカフェ

 

ルーブル美術館にほど近いリシュリュー通りにある、ガラス張りのカフェ。

北欧風というのかNY風というのか、ソファもあって明るくすごく居心地がよさそうなんだけど、

看板やメニューもなくて入りずらく、前を通るたびとても気になるお店でした。

 

思い立ってネットで調べてみると…名前は「アンチカフェ」。

1時間5ユーロの時間制でカフェなどは飲み放題。

ちょっとしたクッキーなども常備してあってこれも食べ放題。

WI-FIの速度も早くて、仕事の打ち合わせなどにもぴったり。

カードゲームなども置いてあり、自分の家のように使って欲しい、というコンセプトのカフェです。

 

なかなか面白そうなのでネットで会員登録してから早速お店へ。

最初に受付でチケットをもらい、飲み物を頼んで好きな席へ。

飲み物は温かいものメインで、アルコールなどはなし。

カプチーノは丁寧に入れてくれてとても美味でした。

他のお客さんは学生か若いクリエイター、起業家という感じで、打ち合わせをしている人も多く、

とてもカジュアルな雰囲気。

ふつうのカフェよりも人の流れが少ないため居心地がよく、大きなリビングにいる感覚です。

外出先でネットを使いたいとき、ルーブル見学の後、小腹がすいたときなど、

旅行者や短期滞在者にも使い勝手がよさそう。

 

私は会員登録をしましたが、価格にそれほど違いはないのでビジターでも問題なし。

パリでは「1区チュイルリー」から徒歩5分の場所にあるルーブル店のほか、

ポンピドゥーセンターの近くと13区にも支店があるそうです。

 

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Anticafé

Louvre   10 rue Richelieu 75001

Beaubourg 79 rue Quincampoix 75003

Olympiades  59 rue National 75013

 

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カナルサンマルタンの大掃除

 

アパルトマン「10区北マレ レピュブリック」にもほど近い、

パリジャンのお気に入り散歩コースである運河・カナルサンマルタン。

おしゃれなお店やカフェも多く、とても過ごしやすい界隈です。

 

このサンマルタン運河がなんと14年ぶりの大掃除。

写真の通り、水を全部抜いて川底をさらう大作業です。

川底からはゴミのほかショッピングカート、自転車などが出て来てびっくり。

 

そういえば「処分代を払うのがいやで中古車をセーヌ川に沈める」という

ウワサを聞いたことがあるのですが、川に捨てるのがフランス人の習性なのでしょうか。。。

 

 

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2016年 イベントいろいろ

 

6日から冬のソルドも始まり、にわかに活気づいたパリ。

1月のファッションウィークを皮切りに、冬でもさまざまなイベントが目白押しです。

中でもおすすめのイベントをピックアップしてみました。

 

Picasso Mania. ピカソマニア

グランパレで行われているピカソの大回顧展。

ピカソの作品だけではなく、ピカソにオマージュを捧げた現代アーティストの作品があったりと

バラエティ豊かで見どころたっぷり。

Grand Palais  3 avenue du Général Eisenhower, 75008 Paris

2月29日まで開催中

 

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Maison et Objet メゾンエオブジェ

パリ郊外の大展示会場で行われる雑貨、インテリアの展示会。

大手雑貨店から若手クリエイターのアトリエまで、

一日では見きれないほど大規模なイベントです。

1月22日〜26日

Paris Nord Villepinte 展示会会場

 

 

シャガール展覧会

ジェン・ヌーヴェルが手がけた斬新な建築も話題になったフィルハーモニードパリで

行われているシャガールの展覧会。展覧会のあとはオペラ座ガルニエ宮に行き、

さらにシャガールによる天井画を堪能するのもおすすめです。

Philharmonie de Paris フィルハーモニードパリ

221 avenue Jean Jaurès, 75019 Paris

1月31日まで開催

 

 

 

 

 

 

 

 

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