言わずと知れた世界最大の美術館・ルーブル。
近頃ひんぱんにルーブルに行く機会があり、あらためて気づいたこと。
それは、絶えず美術館の展示内容が変化しているなあ、ということです。
元々王宮であり、歴代の王様や皇帝が改築を重ねているルーブル宮は、
ミュージアムとなってからも様々な改築が行われました。
一番有名な大改築計画は、1989年のルーブル大計画。
この工事によって、ガラスのピラミッドや地下入口のナポレオンホールが誕生しました。
古い建物を利用しているからこそ、工事、改修が必須なわけです。
現在、特にリシュリュー翼のフランドル絵画のセクションは大工事が行われていて、
フェルメールやレンブランド、ルーベンスの作品のほとんどを見ることができません。
せっかくのお目当てが見られないのは残念ですが、
さいきん修復を終えて美しくなった「サモトラケのニケ」、
その他「ミロのヴィーナス」や「モナリザ」、「ナポレオンの戴冠式」など名作がたくさん。
見学は、2〜3時間程度の時間をとってゆっくりと見学してみてくださいね。