パリブログ

パリの年末年始

クリスマスは家族で、大晦日と新年は友人同士で集まる、というのが大概のフランス人の年末年始の過ごし方。この時期は観光客に加えて、クリスマスのプレゼントを探す人達で街は大賑わい。プレゼントに何を選ぼう、と言うのは結構、頭を悩ませる事らしい。そしてクリスマスの食事は豪華で、シャンパンで乾杯、アペリティフを楽しみ、フォワグラ、スモークサーモン、牡蠣などに続き、七面鳥を食べる。もちろんその家庭によって、もう少し質素にしたりと、様々ではあるけれど。そしてデザートにはブッシュ・ド・ノエルが一般的だ。この日は本当に家族で集まるので、独り身で、特に年配の人にとっては、孤独感に襲われる、かなり辛い一日でもある。テレビのニュースではクリスマスに使う一家族あたりの予算は約6万円と伝えていた。これを多いとみるか、妥当とみるか?富裕層と貧困層の格差が大きいとはいえ、フランスはやっぱり豊かな国なのではと思う。
そして大晦日は、大人も子供も大騒ぎ。友人同士が、誰それさん宅に集まり、フェット(フランス語でパーティ)で夜中過ぎ、時には朝方近く迄、盛り上がる。この日は子供達も夜更かしがOKで、大人に混ざって踊る、小さな子供達の姿が可愛らしい。
これらの日々が終わると、お正月の余韻を味わう間もなく、大人達は2日から仕事に、子供達は3日から学校が始まるのである。
写真はペットボトルで出来たエコなクリスマスツリー。

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