パリブログ

レジオン・ドヌール宮

年に一度の文化遺産の日に(今年は9月の17、18日でした)、左岸のオルセー美術館のすぐそばにある、レジオン・ドヌール宮を見学に行きました。
これは、ナポレオン1世によって制定されたフランスの栄典制度で、現在でもフランスの最高勲章である、レジオン・ドヌール勲章の勲位局がある場所です。元大臣、名誉知事、オリンピックで活躍した選手、軍功のあった人、文化に功績のあった人達が受賞します。外国人にも授与され、日本人では、作曲家の山田耕筰、画家の藤田嗣治、池田理代子、北野武、大江健三郎、黒沢明といった方々が受章しています。
ドイツの王子フレデリック・ド・サルム・クリブールの依頼により、18世紀の後半に建築家ピエール・ルソーによって作られた宮殿の中は非常に豪華で、ティールーム、ダイニングルーム、直径13メートルもある広々とした円形型のサロン等があります。また同じ敷地内には、博物館も併設されていて、こちらは普段も一般に公開されています。受賞の時に着用したマント、勲章にまつわる品々、過去の受賞者の肖像画等を見ることができます。
この日は、素敵な軍服に身を包んだお兄さん達がいっぱいいて、それを見るのも面白かったです。
来年、文化遺産の日にパリを訪れる機会があったら、是非、足を踏み入れてみてはいかがでしょうか?
他の場所に比べて行列も少なく、ほぼ待たずに入場できました。

お近くのパリシェモアのアパルトマン

7区 ヴァレンヌ
パリシェモアのサイトへはこちらからどうぞ http://www.parischezmoi.com/


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